2025年度高1&高2イギリス研修報告 その7

2025.07.25

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こんにちは。その6に引き続き、昨日訪れたストラットフォード・アポン・エイボンへのバスハイクの後半の様子をレポートします。

ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの劇場前で記念撮影をした後、シェイクスピアの学校、晩年を過ごした家の跡地を外から見学し、シェイクスピアの生家に向かいます。

当時のグラマー・スクール。ここでラテン語や修辞学を学んだとか。「金曜日はパニッシュメント・デイ(罰の日)よ!」というヘザー先生の説明が。悪いことをすると叩かれるそうです。厳しい。

そして、いよいよ、この人の像が見えてきました!

この人ではない。この人はシェイクスピアの亡霊の像。しかも生きています。

この人。

銅像周りの下の地面にはシェイクスピアのセリフが。シェイクスピアを知っていると、もっと楽しめるんでしょうね。

『テンペスト』の有名な台詞、だそうです。「この世はそういう(美しい)人間がたくさんいて、素晴らしい!」みたいな意味。

生家はすぐそこ。たくさんの団体客も入っていく中、入場しました。

入る前にみんなで記念撮影。

父親は皮職人でした。皮をどうやって処理するか、のような話もありました。臭いらしいです。

昔、ここを訪れた人が、シェイクスピアが生まれた部屋の窓に、訪れた記念として傷をつけたらしいです。今やるとニュースになる行為です。

家の中から外に出て、休憩をします。すると…

役者の人が出てきて、劇の1シーンを演じてくれました!まず『ロミオとジュリエット』。「名前に何があるの?」

『ベニスの商人』。ヒロインのポーシャが、自分への求婚者たちについてあれこれケチをつける場面です。

このあとシェイクスピアが埋葬された教会も見学し、いよいよフリータイムへ。おやつを食べたり、おみやげを買ったりして楽しみました。イギリスに到着して初めてのフリータイムでの観光。

エイボン川のほとりで(upon Avon)。パティが焼きたてのハンバーガーが美味しそう。

Cornish(コーンウォール地方に起源を持つ)ベーカリーなので、Cornish pastyという食事系のパイみたいなものが有名な店ですが、2人は甘いおやつをテイクアウェイ。

シェイクスピアの色々な作品によく出てくる道化と。

イングランドといえばサッカー!マンチェスター・ユナイテッドとかリバプールFCとか。

今度は何の人形?

お土産??

時間に遅れず、全員再集合場所に戻って来れました。帰りは渋滞もあり2時間半かかりましたが、無事モーバンに到着。次の日の授業ではストラットフォード・アポン・エイボンに関するクイズをやるとのことです。それでは、次回のレポートをお楽しみに。Parting is such sweet sorrow, that I shall say good night till it be morrow.(『ロミオとジュリエット』のお別れの場面)